市販カラーとサロンカラーの違い|選び方のポイント
2026/9/8
市販カラーとサロンカラーの違い|選び方のポイント
白髪が目立つようになると、多くの方が「どうやって染めよう」と考えます。ドラッグストアで手軽に買える市販の白髪染めと、美容室のサロンカラー。どちらにするか迷う方は少なくありません。
実は、この二つは成分、使い方、仕上がりがかなり異なります。自分の髪の状態や生活スタイルに合わせて選ぶことが、長く白髪ケアを続けるコツです。今回は、市販カラーとサロンカラーの違いと、どんなときにどちらを選ぶといいのかをお話しします。
市販カラーの特徴|手軽さが最大のメリット
市販の白髪染めの最大の利点は、好きなときに自分で染められるということです。
購入は簡単。ドラッグストアやネットで好きな色を選んで、自宅で好きなタイミングで使えます。費用も1回あたり500~2,000円程度と、サロンに比べると手頃です。忙しい方や、こまめに自分のペースで染めたい方には向いています。
ただし、知っておきたいことがあります。市販カラーは、どんな髪質の人でも一定の染まり具合になるよう設計されています。つまり、薬の強さが一律です。初めて使う人でも、何度も使ってきた人でも、同じ強さの薬剤が入っています。
そのため、繰り返し使うと髪が傷みやすくなる傾向があります。特に毛先が乾燥しやすかったり、パーマをかけている髪だったりする場合は、注意が必要です。また、根元(新しく生えた髪)と毛先(前回染めた部分)の両方に同じ薬剤を塗るので、毛先が過度に染まることもあります。
サロンカラーの特徴|髪質に合わせた調整ができる
サロンで行う白髪染めの強みは、プロが髪を見てから対応することです。
美容師は、あなたの髪質、ダメージの程度、白髪の量や位置を確認してから、薬剤の強さや配合を決めます。初めての染めと2回目以降では違う薬を使ったり、根元と毛先で分けて塗ったりと、柔軟に対応できます。
また、色の選択肢が豊富です。市販は決まった色ですが、サロンではあなたの肌色や髪色に合う色を相談できます。同じ「ダークブラウン」でも、赤みが強いもの、柔らかい印象のもの、いろいろ組み合わせて選べるのです。
費用は1回あたり4,000~10,000円程度で、市販より高めです。時間もかかります(施術時間だけで1~2時間)。しかし、髪の負担を抑えながら、仕上がりに満足しやすいというメリットがあります。
使い分けのポイント|あなたにはどちらが合う?
市販カラーが向いている方
- 白髪がまだ少なく、目立つ部分だけ部分染めしたい
- 毎月のようにこまめに染めたい
- 髪がもともと丈夫で、ダメージが少ない状態
- 仕事が忙しく、サロンに行く時間が取りにくい
サロンカラーが向いている方
- 白髪が増えていて、全体的に染める必要がある
- 髪がパサつきやすい、以前のカラーでダメージがある
- 色選びに迷っている、または失敗したくない
- 頭皮がしみやすく、薬剤選びに不安がある
組み合わせるという選択肢
実は、市販とサロンを組み合わせるやり方もあります。
例えば、3~4か月ごとにサロンで全体を染めて、その間に市販の部分染めで根元をリタッチするという方法です。この場合、サロンで髪の状態を整えておくので、市販でのダメージも比較的少なくて済みます。
あるいは、最初の数回はサロンで相談しながら色を決めて、その後は「この色」と決めたら市販で染めるという選択肢もあります。
大切なのは、無理なく続けること
白髪ケアは、1回限りではなく、ずっと向き合うものです。だからこそ、無理なく続けられる方法を選ぶことが最も大切です。
費用のことを考えると市販がいいけれど、髪へのやさしさを考えるとサロンが安心……。そうしたときは、自分の髪の状態をサロンで診てもらった上で、スタッフに相談するといいでしょう。「月1回は自分で、季節ごとはサロン」「当面はサロンで様子を見る」など、あなたに合ったプランが見えてくるはずです。
白髪染めを始めるなら、一度プロに髪を見てもらうことをお勧めします。その上で、市販とサロンのどちらを、またはどう組み合わせるかを決めるのが、長く髪を大切にしていくコツです。
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